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長谷川 好規 先生

橋本 一郎はしもと いちろう

 

徳島大学形成外科学教室

(医学部34期)

 

2026年4月22日から24日の3日間、あわぎんホール、ホテルクレメント徳島、そしてザ・グランドパレス徳島を会場として、徳島大学形成外科学教室が第69回日本形成外科学会総会・学術集会を開催いたしました。日本形成外科学会の会員数は5900名を超えて6000名に近づいています。今回の総会学術集会では参加登録数は3000名を超えており、目標とする数の会員に登録していただきました。魅力ある演題を応募していただいたおかげで有意義な学術集会になったと考えています。会員のみなさまには、この誌面を借りて心からの感謝を述べさせていただきます。

今回の総会のテーマは、「新しい渦がうまれる場所 とくしまへ」といたしました。形成外科分野のロボット手術や日本ではまだ行われていない形成外科的片頭痛手術に関して海外から演者を招聘いたしました。現在、徳島大学形成外科学教室とtissue engineeringに関して共同研究を行っているテクニオン・イスラエル工科大学のLevenberg教授には、最新の研究成果について講演を行なっていただきました。私の留学先のボスであったMorrisonメルボルン大学名誉教授による形成外科に関する哲学的で歴史的な講演を拝聴し、その司会を波利井清紀東京大学名誉教授に担当していただきました。Morrison先生と波利井先生はともに顕微鏡下手術による遊離組織移植術の臨床応用を牽引した世界的レジェンドであり、この先でも語り継がれる共演になったのではないかと思っています。また私は現在、日本形成外科学会理事長も拝命しており、本学術集会では理事長講演「新しい渦がうまれる場所:アピアランス・サージャリー」として、形成外科と美容外科のあり方に関する提言を行いました。多くの会員のみなさまのご尽力により「新しい渦」が沢山できたのではないかと自負しております。さらに会期中にはモンゴル形成外科学会と日本形成外科学会との初の懇談会として昼食会が行われ、将来の両学会の連携に向けて第一歩が踏み出されました。

また、会員のみなさまには徳島を感じていただきたいと考えて、さまざまな催しを企画しました。会長招宴では名誉会員、特別会員、評議員を大塚国際美術館にお招きして、学術集会が始まる前のひとときを楽しんでいただきました。総合会員懇親会はあわぎんホールに隣接するご成婚広場で野外開催いたしました。小雨でしたが、医学部医科栄養学科の学生による素晴らしい阿波おどりを一同が堪能し、会員も参加した輪踊りで盛り上がりました。懇親会の最後には主に形成外科教授で構成されたバンド演奏が行われ、会場がひときわ賑わいました。学会期間中はひょうたん島クルーズが無料で運行され、あわぎんホール裏の船着場から多くの会員に乗船していただきました。

理事会と評議員会が行われた学術集会前日には羽田空港初のJ A L便のほとんどが欠航したり、雨で総合会員懇親会開催が危ぶまれたりとさまざまな事態が起きましたが、学術集会が無事に終了した現在では良い思い出となっています。運営事務局、事務局長の安倍吉郎准教授をはじめとする医局関係者、そして何と言っても素晴らしい発表、司会進行を行なっていただきました会員のみなさまに改めて深謝を申し上げます。


2026.5.6

第69回日本形成外科学会総会ポスター

第69回日本形成外科学会総会 ポスター