青藍会東京支部幹事
医学部44期 伊藤滋朗
東京支部総会・講演会を3月12日にWebで開催しましたが、その後幹事会などは開いておりません。本年度は東京支部が徳島大学の各同窓会関東支部の交流会である「関東びざん会」の世話役当番であり、11月13日に会場をアルカディア市ヶ谷での開催を予定しています。久々の対面での会合ですので、学長をはじめ大学役員の方や他学部・各学科の同窓会の役員の方との交流を図りたいと思っております。
日頃はメーリングリストを通じて、大学から届けられる「とくだい通信」の紹介や大学の同窓会「びざん会」が概ね月1回開催しているオンラインびざん会の案内・概要などの情報提供を行っています。
森岡先生が母校公衆衛生学に赴任された後を受けて、東京支部の連絡係を引き継ぎました。前号の近畿支部からの寄稿にもありますように、卒業アルバムに住所が掲載されていたような時代とは違い、現在は在京されている先生方の実情も不明なことが多く、各ご案内も十分にできておりません。まずは、学生さんや研修始めて間もない先生方に青藍会の活動を認識していただくのが、早急な課題とは伺っておりますが、なにかしら工夫しなければならない状況かもしれません。
私が入局した他大学の例を挙げますと、日本医科大学では学生時代に与えられたメールアドレス;@nms.ac.jpは容量に制限はあるものの卒業後も使用でき、転送などにより連絡手段として多くの先生方が利用されています。東京医科歯科大学は「医科同窓会」と各教室とのつながりは強く、入局者は他大学出身でも「医科同窓会」に入り、医師賠償責任保険などの団体割などが案内されます。保険料と同窓会の年会費を引き落としにするなど巧みな仕掛けもあります。また年会費を20年分一括納付すると終身納付した扱いになります。同窓会主催の学術研究に関する奨励賞はいくつもあり、対象者は出身大学を問われません。「歯科同窓会」と連携した地区ごとの大学同窓会もあります。
奇しくも同じ名称ですが、東邦大学にも「青藍会」という大学と在学生家庭との連絡係となる組織があり、広報誌の配布などの活動の他に、学費負担者が経済的に困窮になった学生に対しての奨学金制度もあるそうです。
東京支部の活動として、支部総会とメールリストが主になっておりますが、母校の地を離れて活動する同窓の先生方にお手伝いできることもあるかと思います。東日本で勤務・研修される機会がございましたら、私宛
青藍会の益々のご発展をお祈り申し上げます。
9月16日付の徳島新聞にて、医学部6年生の福本和生さん、4年生の中井洸我さんを中心としたグループが
「両親が感じる育児ストレスを軽減させる手助けになれば」との思いから
赤ちゃんの泣き声より、感情や理由を自動識別できるアプリを開発中との記事が掲載されました。
9月25日までと短い期間ですが、クラウドファンディングも募集されているようです。
学業の傍ら、社会に貢献しようと取り組まれる学生たちの記事をぜひご一読ください。
徳島新聞記事
赤ちゃんの気持ちが分かる 泣く理由を「見える化」するアプリ、徳島大生らが開発|健康・医療|徳島ニュース|徳島新聞電子版 (topics.or.jp)